自己肯定感も上がる30代からのメイクとは
メイクに心地よさを求めてみてはどうだろうか?
肌のシミを完璧に隠さなきゃ!とか
見た目年齢マイナス5歳を目指さなきゃ!とか
ママになっても可愛く完璧に!とか
映えを狙ったメイクって、そろそろ疲れてこないだろうか?
ぶっちゃけわたしは疲れる…😇
忙しい日常の中で、メイクやファッションに華を求めすぎてしまうと完璧にこなせない自分に落ち込んでしまうのだ。
完璧に見える人と自分を比べ
「わたしなんかが…」となぜだか美容に向き合う自分に引け目を感じる様になってしまう。
そんな30代を過ごす女性は、わたしだけでなくとても多いのではないかと思う。
年齢を重ねることで美容上良いとされる肌や髪からはどんどん遠のいてしまうし
子育てをしながらマルチタスクを抱える余裕の無い毎日だし。
とにかく、20代の時のように美容に華や正解を求めてしまうと時間も労力も追いつかず結果心が疲れ果ててしまう。
母になって、メイクや美容から遠ざかってしまう人が多いのは
時間が無いことよりも、お金が無いことよりも
心が疲れてしまうことが先に来る理由なんじゃ無いかと思うのだ。
だからここで大事なことをもう一度。
30代からのメイクに華はいらないと思う。
メイクの目的を、【心を潤わせること】にしてみてはどうだろうか。
心地よくて、心が満たされるようなメイクをわたしは35歳をすぎてから模索するようになってきた。
具体的にはどうすれば良い?心地良いメイクに出会う為に必要なこと3つ
心地よさを感じるメイクをするために大切だとわたしが感じている事が3つある。
難しいことではなくて、無意識的に考えてしまう思考を変えることにフォーカスを置いている。是非改めて考えるきっかけになってくれると嬉しい。
ひとつめ。自分のチャームポイントを知ること
チャームポイイント=その人の最も魅力的なところ。また、人を最も引き付ける部分。
あなたは、自分のチャームポイントを認識しできていますか??
コンプレックスばかりに気を取られて、あなたの良い部分を見過ごしていませんか?
どんなにコンプレックスがたくさんあると思っている顔でも、誰でも必ず良いところがひとつはあるもの。
ヘアメイクの仕事はその人それぞれのチャームポイントを引き出すお仕事で、わたしは今まで何万人とメイクをさせてもらってたきたのですが
どんなお客さまであってもチャームポイントが見つからなかった人はいないです。
たからこれは本気で断言できます。
「誰にでも、どんな顔にもチャームポイントはある。」
チャームポイント、つまり自分の強みを活かせるメイクや美容法を選択できるかどうかが大事になってくると思う。
自分のチャームポイントを客観的に見つける為には
子供時代など過去に誰かに言われた褒め言葉を思い出してみるのも良いかもしれない。
誰でもひとつくらいは
誰かに褒められたパーツがあるはず。
肌が白くて綺麗だね。と褒められた人がいれば
小麦色の肌が健康的で良い。と褒められた人もいるはずだ。
大事なことは
自分がコンプレックスに思っているパーツでも見方を変えればチャームポイントになる場合もめちゃくちゃ有ると言うこと。
それに「コンプレックス=短所では無い」と言うこと。
あなたにチャームポイントは必ずある!
だから是非探してみて欲しい。
例えば、肌にシワができやすくて悩んでいる人は皮膚が薄くてキメが細かい人が多かったりする。
シワだけにフォーカスするとメイクをすることが辛くなってくるけれど、他の人よりもキメ細やかな繊細な肌を生かす為のメイクを考えてあげれば良い。
普通肌の人が使うとギラついて下品に見えやすいハイライトなんかがめちゃくちゃ綺麗に肌にフィットしたりする。
瞳の色が他の人より明るい茶色だったら瞳の色と相性の良いアイシャドウを探してみれば良い。
横顔をよく褒めてもらえる人はまつげメイクに力を入れて、より横顔の立体感を意識してみるとか。
しっかり生えてる太い眉毛があれば、手入れして無くしてしまうより眉をメイクの主役にして、アイメイクはなしにしても抜け感が出るかもしれない。
一見見過ごしてしまいそうな自分の長所を拾ってあげて欲しい。
実はわたしがレッスンサロンをしようと思ったきっかけもこの部分が大きい。
コンプレックスばかりに気を取られて自分の良さに気づいていない人にが多い。
非常にもったいないな。と思ったこともあって、“気づき”を与えられる場所を作ってみたかった。
ちなみにこれはわたしの話だけれど、短所だと思っていたけど強みに変えれた実体験の話をひとつ。
わたしは昔から汗っかきで、学生時代は顔がテカリやすいのがすごく嫌だった。
テカらない為の下地を使ってみたり、汗をかかないように自転車をゆっくり漕いだり(結果学校に遅刻する)
色々とテカる自分の肌対策をして来たけれどやっぱり短所を隠し込むことってちょっと不自然というか
無理が生じてくる。
でも学生を卒業してメイクの勉強を始めるうちにいつの間にか肌のテカリが気にならなくなった。と言うか、自分の肌をメイクで上手く活用できるようになった。
今も汗かきゆえのテカって見えやすい肌質は変えられないけれど、今はそれを逆手にとって艶肌メイクを楽しめるようになった。
「先生の艶肌って何のコスメを使ったらそうなるの?スキンケアはどうしてる?」
と今では10代の子から80代のおばあちゃまにも聞いてもらえるくらい艶肌メイクには定評を頂いている。(うれしい😆)
自分に合ったメイク法とチャームポイントを知り、一見するとコンプレックスになることを強みとして生かすことができるようになると、本当に世界は変わって見えてくる。
もう一個エピソードを追加すると
眉毛が薄いことも今現在も続いているわたしのコンプレックスの一つ。
すっぴん眉毛の幸薄さったらひどいもんだ。
だけど、ありがたいことに実は眉毛も良く褒めて頂く。
眉の色とふんわりした質感が人気のようで
この明るい色のふんわり眉毛も、毛が薄いからこそ成立するわたしのチャームポイントのようだ。きっとわたしの眉を褒めてくださる方からすると、この眉がわたしのコンプレックスだとは思いもしないだろう。
でもやっぱりすっぴんの眉は未だに嫌い….。
(だからこそ、メイクで変身する術を持っていて本当によかった。)
わたしは運良くメイクの仕事をすることで自分のチャームポイントを自覚して、伸ばすことができた。
だからこの記事を読んでくれているあなたにもまずはチャームポイントを見つけて欲しい。
そして、チャームポイントを伸ばすメイクや美容法を見つけて欲しい。
自分で見つけられそうに無い人の為にサロンでメイクレッスンを始めた。本気で困っている人は一度是非サロンに来て欲しい。
間違ってもして欲しくないことは自分の伸び代を、自分でなくすこと。
ふたつめ。ウィークポイントを毛嫌いしないこと
ひとつめの説明が長くなりすぎてしまった(汗)こっからは手短に行きます!
ふたつめはひとつめとほぼ被っているんことだけれどやはりここも重要。
ウィークポイントを毛嫌いしちゃだめ。
シミがまた増えた〜とか
吹き出物の跡が〜とか
シワが〜とか
日に日に増えていきますがね。
ですが人間だもの、ウィークポイントはあって当然です。年齢を重ねることは、抗えないです。
肌も変化するし、ウィークポイントを毛嫌いしすぎると辛いはず。
うまく付き合っていこうではないか。
「もう少しお手柔らかにお願いします〜」と言いながら。
ウィークポイントともっと楽に付き合って行けたら、メイクをするときの鏡に映る自分がちょっと許せるようになって
メイクそのものに心地良さを感じられるようになるはず。
みっつめ。選んだコスメを信頼すること
毎日使うコスメだから
せっかく自分で選んだコスメを信頼して使ってあげて欲しい。
「これで良いのかな?」
「これで合ってるのかな?」
と不安な気持ちでメイクをするより
「このコスメの力を借りたら、自分は絶対可愛くなれる!」
と思ってメイクをして欲しい。
コスメの力と、そのコスメを選んだ“自分”を信じてあげることはとても大事。
メイクレッスンやパーソナルカラー診断でコスメを持参してもらって見させて頂いているのだけれど
「わたしはメイクやコスメに疎いから…..これで良いのだろうか??」と不安の中メイクをしていると言う声が本当に多い。
不安げにコスメを見せてくださる方がとても多いのだけれどいざ拝見させていただくと
ご自身の肌や色素、雰囲気に合ったコスメのセレクトをきちんとされている。
「やっぱり自分の1番の理解者は自分なんだな」と毎回お客さまのコスメをみて思うのだ。
だから大丈夫。
コスメの力も、コスメを選んだ自分自身も信じてあげてほしい。
チャームポイントを見つける
年齢によるウィークポイントを毛嫌いしない
コスメの力と、そのコスメを選んだ自分自身を信じる
少しの意識で毎日のメイクは変わるから
無意識に決めてしまっている思いや価値観を意識的に変えてみる。
30代をすぎて、メイクや美容法に意味が見いだせなくなってしまった人や
なんとなく疲れてしまっている人は
自分が心地良いと思えるメイクや美容法を見つけて欲しい。
間違っても、あなたの伸びしろをあなたが消してしまうことが無いように。
最後に、最近のわたしの心地よいメイクの必須アイテムを記録しておく。
まつ毛がめちゃくちゃ伸びるわけでも、ボリュームが出るわけでも無いのだけど
まつ毛をくまなくキャッチしてくれて、「あれ?私のまつ毛ってこんなにあったのか?」と
わたしに自信をくれるアイテム。
盛れないのに心が満たされる感じがなんだか新感覚な体験をさせてくれた。
このマスカラをきっかけにこの記事を書いて見ようと思ったのだ。
誰かの気づきになれば嬉しい。
長くなってしまったので今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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