シミが「暗い色」のコンシーラーで消えない理由
インスタのフォロワーさんから、こんなお悩みをいただきました。
フォロワーさんのお悩みの内容
加齢と共に増えたホクロのようなシミや肝斑を隠したいのですが、よく「シミには暗めのコンシーラー」と書いているので使ってみたところ全然隠れずだし、余計シミっぽくなってしまいました。少しでも薄く見せたいです。
お悩みの共有ありがとうございます☺️
一人が悩んでいるお悩みは、実はみんなも悩んでいるお悩みなんですよね。
今回は「シミをカバーできない」お悩みに回答していきたいと思います🧚♂️
今回の相談者さま「シミ」「肝斑」と複合的なお悩みなのですが、私が今回一番気になったキーワードは「暗いコンシーラーが良いと聞いたけど使ってみると余計シミっぽくなる」
と言うところ。
シミをカバーするコンシーラーの色選びについてフォーカスして回答していきます。
コンシーラーは色選びがめちゃくちゃ大事
コンシーラーは色選び大切です。
今回の相談者さんも、「シミには暗いコンシーラーと書いているのを見て使ってみたけれど全く隠れず、むしろ余計にシミっぽくなってしまった。」とのこと。
確かにネットを見ていると、
「シミを隠しには暗いコンシーラーを」と言う記事がたくさん出てきました。
一方で「シミには明るいコンシーラーを」と言うのも出てきたり
で結局どうするの?って思いますよね。
シミ隠しはメイクの超上級技。だから今出来なくても悩まなくて大丈夫だよ!
私も見習い時代、最初は上手く隠せなくて、お客様に「もっとちゃんと消して」って何回も言われてきました😓冷や汗もんでした🥲
そこから先輩たちのやり方を聞いて回ったり、ずっと試行錯誤してきました。
そんな試行錯誤の上に見つけた、私が一番シミが隠れると思うやり方を今回お伝えします。
ちなみに今回の「シミ」は、紫外線や老化が原因でできるシミ限定。こめかみや頬にポンっと単体で出てくるタイプのやつです。
頬にもやもや〜と広がるように出てくる肝斑やそばかすをカモフラージュする方法はまた別のやり方になりますので、そこはご注意ください。また別で書きにきます。
結論から言うと、シミは暗めのコンシーラーでは消えません
まずは今回のテーマ、「シミには暗い色のコンシーラーって聞いたけど…」って問いに答えます。
私が試行錯誤した結果で言えることは、シミに暗いコンシーラーは使いません。消えません。
相談者さんが言うように、「余計シミが目立つ」からです。
シミが暗めなコンシーラーで消えない理由
今回で言う「シミ」が暗い色のコンシーラーで消えない理由は、コンシーラーの色は肌にのせて時間が経つと変わるから。です。
あくまでも私の経験してきた感覚ですが、コンシーラーは皮脂や空気に触れることでわずかに色が暗くなります。
だから、コンシーラーをのせた瞬間はなんとなく馴染んで見えても、時間が経つことで黒く浮き上がって見えてきてしまいます。
シミは明るめなコンシーラーでも消えません
反対の明るいコンシーラーでも、結局消えません。これは体験した人は多いはず
シミはそもそも肌色より暗いのに、そこに明るい色のコンシーラーを使うことでシミは薄グレーっぽくくすんで悪目立ちします。だから明るめな色もNG
ただし、かなり薄い色のシミなら効果がある場合も有ります。薄いシミならスティックやボトルタイプの攻撃型コンシーラーを使うとカバーできることもあるので、薄めのシミなら試してみる価値はありです。
じゃあ、どうやる?プロが現場で使うシミカバーの方法
結局どうしたら?ということで、私が辿りついた方法は、シミの色を一気に消そうとするのではなく、一旦緩和させてからカバーする方法です。
ここから画像付きで詳しく解説していきます🫡
シミにはまず、オレンジのコンシーラーを乗せて色を緩和させる
肌にどーんとできる大きめなシミ。普通の色は茶色っぽいことが多いですね。これを消して行きます。
※私の場合赤みが強いやつが一番大きなシミだったのでこれをを消して行きます。
オレンジ色のコンシーラーを「シミの上にだけ」のせます
オレンジ色を先にのせる理由は、シミの色(茶色や赤)を肌色に近づけるためです。
この時は全然隠れなくて大丈夫。茶色のシミをオレンジのシミに変換することで、肌の色に近づき、その後カバーやすくなります。
自分の肌より「若干明るい色」のコンシーラーをのせる
次のステップはオレンジに変換したシミを肌色に馴染ませること。
その為には、今の自分の肌色より少しだけ白みを感じる色を乗せることです。
この時、上画像くらい少し白っぽく浮いていてOK
白っぽく浮いている方が、時間が経過してもシミが浮き出て来ないんです。
この白っぽく浮いたコンシーラーの周りだけ馴染ませれば、完成です。
ちなみに、コンシーラーの馴染ませ方は以下動画で解説しています
シミをカバーしたい場合、コンシーラーはファンデの前?後?
コンシーラーの色選びの次に出てくる疑問は「どのタイミングで使うか?」ですよね。
コンシーラーをファンデの前にするか、後にするか、パウダーの前か?後か?
実はこれ、ケースバイケースで絶対これ!という正解はないのですが、今回紹介したコンシーラーの使い方の場合、ファンデーションの後にコンシーラーを使う方がおすすめです。
と言うわけで最終的な工程をまとめましたので、以下の手順でコンシーラーを使えば完璧です😊
シミをカバーするためのコンシーラーの手順まとめ
①下地&ファンデーションを塗る
↓
②オレンジコンシーラーをシミの上だけにのせる。できればコンシーラーブラシで丁寧に。この時のコツは、シミからはみ出さずにのせること。
↓
③フェイスパウダーをのせる※
↓
④肌色より少し白め(明るめ)のコンシーラーをのせる※
↓
⑤コンシーラーの淵だけ肌とつなげるようにぼかす
これで完了です。
※③と④の順番に注意!通常フェイスパウダーは、ファンデやコンシーラーなど全行程の最後に使いますが、今回の明るい肌色のコンシーラーはフェイスパウダーの後にのせる。これがポイントです。この順番で肌に乗せることが、コンシーラーを崩れにくく、肌への定着をよくします。
最後にビフォーアフター↓
ビフォー
アフター
お悩みの答え→シミにはオレンジと明るめコンシーラーの二つを使うべし
今回のお悩み「暗い色のコンシーラーを使ったら余計目立ってしまうシミをどうしたら良いか?」
答えは
「一つのアイテムで消すのは難しいから、シミの色をオレンジ色のコンシーラーで変換させて、さらに明るいコンシーラーで肌に馴染ませると良い」
です。
シミカバーはメイク技術の中でも難易度が高いのでちょっと工程が多くなってしまうのですが、私は今のところこのHOWTOが一番効果を感じています。
シミカバーにおすすめのオレンジコンシーラーはこちら
NARSナーズのソフトマットコンプリートコンシーラー1279番です。
程よいオレンジ色がシミだけでなくやニキビ跡、あざなどのカバーにも向いています。(ニキビあとやあざも今回と同じHOWTOでカバーできます)
同シリーズは、カラーバリエーションが豊富なので、オレンジコンシーラーの後に使う明るいコンシーラーも見つけられると思います。※つまり総じてナーズのコンシーラー推し🙌✨商品のリンクが見つからずだったので、見つかったらまた貼りにきます🙇♀️
ではでは、今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
ただいまブログ強化月間の為、インスタグラムのストーリーにてちょくちょくお悩みテーマ募集をしています。ぜひあなたのお悩みをお聞かせください!(DMやLINEで直接送っていただくのも大歓迎です☺️)
ブログ記事やインスタ投稿にて、あなたのお悩みを解決できるHOWTOの紹介をさせてください。
お悩みには基本全ての人へ個別で回答を返信しています。一人でも多くのお悩みを解決できたらと思っています。(お悩みは匿名でシェアさせていただく場合があります)
私は30代になって、ライフステージが変わり、色々としんどい日々を過ごしてきました。気を抜くとすぐに外見もおばさん化していき、なんとか今までの知識と経験を総動員して頑張っている最中です 笑
きっと30代、40代とその後も女性の日々は忙しく過酷ででしょう。
そんな女性、ママたちへ、私ができることはメイクのお悩みを解消すること。ヘアアレンジのコツや、色の力を伝えること。
私は、忙しい日々の中でも自分磨きを癒しに変えて、可愛く歳を取っていきたいです。そして私と同じような気持ちの人に、今までヘアメイクのお仕事で学んできた美容のノウハウを伝えて行きたいです。もちろん色につても!
と言うわけで、
よければインスタをフォローお願いします。ストーリーでお話ししましょう♡
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