「艶のある色」ってどんな色??
パーソナルカラー診断を受けたら、「艶のある色が似合いますよ〜。」て言われたの。
艶のある色って、サテンみたいに輝く色ってこと??
ん〜。
なんか違うかも…
でも上手く言葉に出来ないなぁ…。
でも「サテン素材」は似合うって言われたような…
サテンは「色」じゃなくて生地の織り方のことだから「質感」のことだね。
あ。そっか!
…じゃあ「艶のある色」ってなんだ?
私もパーソナルカラー診断したら「艶のある色」が似合うって言われたよ〜
パーソナルカラー診断での「艶のある色」とは
パーソナルカラー診断を受けたことがある人は「艶が有る色」「艶が無い色」といったキーワードで説明を受けた人が多いでしょう。
実はこのキーワード、自身のパーソナルカラーを理解する上でとても重要なので、過去に診断を受けたことが有る人にはきちんと理解しておいて欲しいなと思います。
よくよく考えてみると
「艶のある色って何?」とうまくイメージ出来なかったり、
「艶を感じる色が有る」ってこと自体も忘れてしまう人が多いと思うからです。
私自身も、色に関して「艶」を絡めた表現を聞いたのはパーソナルカラー診断を勉強する過程で初めてでした。
メイクやコスメにおいて「艶」は質感を表現する言葉であり、「艶っぽいメイクで」とオーダーされればグロスを使ったり、パール入りの下地を使ったりと「アイテム」の力に依存して表現しますが、
パーソナルカラー診断では布(ドレープ)の色だけで「艶あり」「艶なし」を表現します。
「艶がある色が似合います。」
これって診断士はサラッと発してしまう言葉ですが、受け取る側は結構難しい表現ですよね?
私も最初はすんなり理解できず、つまり「キラキラした布ならOKなの?」とイメージが湧きずらかったです。
と言うわけで、実はイメージが難しそうだな〜と私自身が感じている【艶のある色】について解説します。
ちなみに、艶のある色(ここから艶色と呼びます)は
日本人の多くの人が似合う傾向にありますので、ご自身のパーソナルカラーを知らない人でも知っておくと今後のお洋服選びに役に立つと思いますよ☺️
百聞は一見にしかず。まずは私の場合の顔の印象の違いをご覧ください。
艶色を一言で表現すると、パッとクリアな発色をしています。
(私は艶色が得意なタイプですので、艶色を纏うことで顔の印象も華やかに見えていると思います。)
艶色イメージは絵の具の色
ショップで手に取った洋服が艶色かどうかを知るためにはどうしたら良いの?
そんなシーンがあった時は、まず絵の具の色を思い浮かべてください。
絵の具ってどれもパキっとしていて、鮮やかな発色です。
実際の細かい定義は一旦外に置いておいて、私たちは絵の具のような色を「原色」と表現したりします。
この「原色」こそが最も艶を感じやすい色です。
実際に絵の具はチューブから出すとつやつやっと輝いたような色をしていますよね。
艶色かどうかを判断したい時は、絵の具の色みたいにクリアな発色かどうか。で判断すればOKです。
反対の【艶の無い色】はグレーがかった色のこと
一方で、「艶の無い色」のイメージは、くすみカラーです。
くすみカラーは絵の具にグレーを混ぜた色を想像すればOK。
グレーが混じっていたり、濁りを感じる色のことを艶が無い色(濁色)とパーソナルカラーでは定義しています。
したがって「この色は艶色?艶無し色?」と疑問に思った時は「グレー味を感じるか」「グレー味を感じず、クリアな発色か」で判断すればOKです。
※ただし、コスメや洋服はグレーがかっていてもキラキラした素材のものが存在するので、その場合は艶あり色として考えてOKです☺️
艶有り・くすみカラー(艶無し)顔の見え方比較
どれも撮影環境は同じ、加工なしの写真です。
私は艶有りの方が顔が生き生き見えています。肌や瞳の輝きがアップし、顔の印象が程よく強まっている。
対してくすみカラーだと目力がややダウンし、少し顔がぼやけた印象に見えています。
※インスタグラムの本文も合わせて読んでいただけるとより理解が深まると思います。
艶色で間違いやすいポイント
絵の具を艶色のイメージに例えましたが、絵の具のイメージだけだとかなり鮮やかで強い色のみになってしまいますがそれだけだとちょっと説明が足りません。
艶色は、明るい色、淡い色、暗い色、深い色も存在します。
4シーズンパーソナルカラーでも全てのシーズンに艶色は存在しています。
鮮やかな彩度が高い色の方が艶を感じやすいですが、彩度が低くディープな色も艶色は有りますので、艶色が似合うと診断を受けたからと言って、ビビッドな色ばかり身につけなくても大丈夫です。
原色に白か黒を混ぜた色も“艶色”
絵の具の色に白、または黒を混ぜることで色の明暗や鮮やかさが変わります。
赤い絵の具に白を足して行くとピンク色に、黒を足して行くと深い赤へ変化しますね。
原色に白が混ざると明るい色に、黒が混ざると暗くなりますがどちらも「濁り」は無く、艶色になります。
艶の有る色・艶の無い色の印象の違い
艶色の印象とパーソナルカラータイプ
艶を感じる色は、パッと目を引く華やかな印象があります。
艶色を身に纏うことで肌や瞳など外見が一気に華やかになる人は艶色が似合うタイプの人です。コスメだとグロスやキラキラしたアイシャドウが得意。
パーソナルカラーだと春タイプと冬タイプは艶色のみで構成されているグループですので、春冬に該当する人は艶色は特に意識したいポイントです。
艶なし色(くすみカラー)の印象とパーソナルカラータイプ
艶無し色は、グレーがかったスモーキーな色。ソフトで穏やか・落ち着いた印象の色です。
パーソナルカラータイプだとブルベ夏とイエベ秋の色の一部の色に該当します。
艶無し色が似合う人は、リップやアイシャドウなどコスメもあまりギラギラしていないもの、繊細でなめらかなパールや、ふんわりしたマットな質感のものの方が落ち着くと感じるでしょう。
注意点はブルベ夏でも艶が得意な人、イエベ秋でも艶が得意な人もたくさんいること。
ブルベ夏だから、イエベ秋だからとやみくもに艶無しくすみカラーばかりを選ぶのは間違っている場合もあります。
ブルベ夏、イエベ秋に該当する人は、自分が艶色か、艶無し色かどちらの方が得意なのかをきちんと診断してもらう必要があります。
因みに下の画像はインスタにて、私の顔の印象がどちらがよく見えるかアンケートを取った時の。
9割の方が私の似合う色をパッと見ただけで分かったようです。
似合う色・得意な色を身に纏った時に反射的に「印象が良い」と感じる人はやはり多いようですね。
絵の具は3色以上混ぜるとグレーに濁る。これはメイクでも言えること。
上記までで艶色についての解説は終わりです☺️
素材など質感の印象では無く、色には艶を感じるものと艶を感じ無いものが有ると言うことをお分かりいただけたでしょうか?!
艶有り・艶無し色での顔写りの変化はこうやって文章で理解するより、ドレープを当てながら鏡でご自身を見ていただくととても分かりやすいんです。
これからパーソナルカラー診断を受けようと思っている人、すでに受けた人も色の質感によって印象が変わる様子を是非見つけてみてくださいね。
そして最後に、ふとこの記事を書いていたら思い出したエピソードがありますのでそれについても書いておきます✏️
小学生の時に多くの人が経験したと思うのですが、絵の具を3色以上ブレンドすると、色って濁ってきちゃいますよね。
一旦濁った絵の具はどんな色を足しても足しても鮮やかな色にはならない。
「もっと鮮やかな色になりそうなのに!」と何度も絵の具を混ぜて起動修正しようとした経験ありませんか?(で結局無理で筆を洗い直してパレットも洗い直して一から色を作ったりするやつ..)
これ実は、メイクでも言えることなのです。
アイシャドウやアイブロウパウダーを、気づかぬうちに混ぜすぎちゃってる人が多いです。
コスメも色を混ぜすぎると濁りますし、それぞれの化粧品の良さが出にくくなります。
ヘアメイク育成の現場では「色をブレンドするな!」ってめちゃ言われます。
私も言われてきたし、学校で生徒に教えてた時もプロを目指す子には「色を筆の上で混ぜないで。」と必ず伝えていました。
意識して伝えてたと言うより、そう言わなければいけないシーンを目にすることが多かった。
特に眉毛の色!
眉パウダーって、3色入りが当たり前ですよね?
だから、なんとなく無意識で3色を筆にポンポンとってブレンドしている人が多いんですよね。
絵の具ほどわかりやすくグレーに濁ることは無いですが、やっぱり3色同時に筆の上で混ぜると色がぼやけてきます。
混ぜるなら2色まで。これはメイクさんでは鉄則です。メイクが上手な人はこのあたりを無意識に出来ていたりしますね。
色を混ぜすぎない。綺麗なメイクを作るためには毛結構重要なポイントですので、合わせて覚えていただくと良いかなと思いました。(今日はパーソナルカラーメインの記事にするつもりが、結局メイクネタになってしまった😂)
ではでは今日はここまで。
このブログはパーソナルカラー、メイク、ヘアアレンジなどについて、皆さまのリアルなお悩みの声をピックアップしてそれに答える形で記事を制作していきます☺️
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