あなたがファンデーション難民になってしまう理由

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「ファンデーションって結局どれが良いの?」

「自分の肌に合ったファンデーションがわからない。」

「なんとなく毎日塗っているけれど、肌がきれいに見えない気がする。」

そんなお悩みをもう何年も抱えているあなたは、ファンデーション難民認定します。

嬉しくない認定ね….😓

でも大丈夫!

世の多くのメイクする人たちは、「自分に合ったファンデーションがどれなのかよく分からない。」とモヤモヤを抱えている人が大多数なんですよ。

私自身も、メイクさんになるまではファンデーションの劇的な効果を実感する事ができず、常に「良いファンデーションって、どれ?他のと何がどう違うの?」

「自分に合ったファンデはどれなの?」と全くわかりませんでした。

もし、メイクを仕事にしない道に進んでいたら、いまだに「よく分からない。」とファンデーション難民になっていたはずです。

難民さんは、ファンデーションの目的を理解していない

自分に合ったファンデーションをここ何年もずっと探しているその原因は、ファンデーションに求める【目的】をきちんと理解していないことに原因があると私は思っています。

「ファンデーションって、何の為に使う?」と聞かれると、ほとんどの方が上手く言葉にできないと思います。

当たり前です。誰も教えてくれないことだし、深く考える機会も普通は無いです。答えられなくて当然ですよね。

私が美容学校に通っていた時ですら、そんなことは誰も教えてくれなかったし…。

でも、メイクが上手くなりたいなら、この質問の先にあるファンデーションの目的と役割をきちんと理解しておくことはとても重要。

だから私はこの質問を、メイクのプロになりたい子が集う美容学校の授業では、必ず質問するようにしてきました。

👩「えーっと…肌を綺麗に見せるため?」

👩‍🏫「じゃあファンデを塗ると肌はどう綺麗に見えるの?」

👩「毛穴とかがカバーされて綺麗に見える….。」

👩‍🏫「肌を綺麗に見せるのがファンデなら、コンシーラーはなんの為に使う?」

👩「えー………っと?肌をもっと綺麗に見せるため…?💦」

ファンデーション難民が陥りやすいファンデーションに求める効果とは

質問の視点を変えて「あなたは普段、どんなファンデを探してるの?」

「ファンデーションに求める効果は何?」と聞くと、今度はどんどん回答が集まります。

「毛穴やシミをカバーして欲しい」

「ニキビや赤みをカバーして欲しい」

「顔色が悪いと言われるから、顔色が良くなるやつが良い。」

「肌を白く見せたい。」

「カバーはしたいけど厚塗りは嫌で崩れないやつが良くて…..」etc…

こんな感じで、出るわ出るわ、ファンデーションへのお望みが….!

皆さんが求めるファンデーションの効果がたくさんあることがわかったころで、また話を本題に戻します

ファンンデーションの目的は、肌を整えること

メイクさん的視点でファンデーションに求める目的と役割を考えると、

肌の色ムラ補正とキメを整えること

質感調整(艶肌なのか、艶を抑えたマット肌なのか…など)

この2つなんですよね。

塗ってない状態より、少しだけ肌の見た目を整え、補正させるのがファンデーションの役割。みんながファンデーションに求めがちなカバー力などは求めていないんです。

整えるってこれくらい

ファンデを塗る前
ファンデを塗った肌…濃いシミや赤みは見えているけど、これでOK
コンシーラー追加
画像は全て無加工です

毎日のメイクにどこまでの完成度を求めるかは人によって違いますが、個人的には「ちょっとシミ

が見えるけど、肌のキメがキュッと整っていて、肌艶の血色が良い肌」くらいの方がメイク全体のバランスが良く見えて、素敵だと思っています。

よりプロフェッシャルな視点で言うと、ファンデーションのメインの役割は質感調整だし、あくまで補正としてのツールなので、ファンデーションは使わない派のメイクさんも実は結構いらっしゃいます。

みんながファンデに求めるカバー力などは他アイテムの役割

多種多様なファンデーションがたくさん存在しますので、もちろんカバー力に優れていたり、崩れにくい仕様になっていたりと、ファンデーションのそれらの機能を全く無視しているわけではありませんが、やはりあくまでもファンデーションの役割は「肌を整えると」

カバー力が欲しい→コンシーラーの役割

崩れにくくしたい→下地パウダーの役割

肌色をコントロールしたい→コントロールカラーチークなどの役割

ファンデーションで「整えて」そこから先の要望は他のアイテムが担っていく。

ファンデーションに、100%の完成度を求めない方が、美肌メイクは叶うんです。

あなたがもし、ずっと自分が理想とする肌になれるファンデーションに出会えていないファンデーション難民だとしたら、まずは自分のなりたい肌のイメージを明確にしてみてください。

究極にカバー力が欲しい場合は、コンシーラー探しに力を入れた方が良い。カバー力が高いコンシーラーを使うならば、ファンデーションはかえって薄づきなものの方がトータルの仕上がりが綺麗な場合がある。

ナチュラルな仕上がりが好きだけど、皮脂が出やすかったり、体を動かすことが多く、汗をかきやすいライフスタイルだった場合は、ファンデーションはマットで一見カバー力が有るものの方が肌への密着力が高く、時間が経つほどにナチュラルに変化していくこともある。

こうやって書くと奥が深いな😅ファンデーション。

みんなが悩んで当然だわ😇

だからこそ、私は今メイクをアドバイスすることを仕事に出来てよかったと思っています。

肌質、なりたいイメージ、ライフスタイル、その人の技量に合わせたコスメのアドバイスをしていますので、ぜひメイクレッスンに一度いらしてくださいね😉(予約再開時にまたアナウンスいたします💓)

はね あさみ

明日からのメイクをもっと楽しく!
現役ヘアメイクアップアーティストが忙しいママの為にメイクとパーソナルカラーの楽しみ方を伝授しています。

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