メイクが「崩れる私」と「崩れないあの子」は何が違うの?

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「頑張ってメイクをしても崩れちゃうから、メイクをするモチベーションが上がらない!」

「メイクがすぐ崩れちゃうのは、結局わたしの肌質が悪いから?」

「肌がたるんできた30代•40代世代は、メイク崩れはもう諦めるしかないの?」

そんな風に「メイク崩れ」にモヤモヤした気持ちを抱えているそこのあなたへ

今日はメイク崩れについて深掘りしていきます。

メイク崩れに悩む人が、毎日のメイクも、気持ちも楽になればうれしいです📝

ちなにみ今回の題名「メイクが崩れる私と、崩れないあの子は何が違うの?」は、私がメイクを学ぶ前の素人時代、学生時代にずーっと疑問に思っていた、当時の私の心の声そのものです。

私も過去にメイク崩れにはずっと悩んでいたんです。

ものすごい汗っかきな私は、頑張ってメイクしても自転車通学(30分)で学校に着く頃にはすぐに眉毛はなくなっちゃうし、アイメイクもすぐどこかえ消えちゃうし、肌もテッカテカですごくそれがコンプレックスでした。(ちなみに当時はギャルメイク全盛期)

私と同じように自転車通学してきても、メイクが崩れないメイク顔の子と、すぐにすっぴんテカテカ顔になってしまう私って何が違うの???

その答えが今ならわかります。

メイク崩れに悩んでいた当時は10代だったけれど、「メイクが崩れない人」が共通してやっていることは10代でも30代でも基本的には変わらないんです。

ベースやアイメイクなど各工程に少しずつにちょっとしたコツがあって、それをきちんとこなせる人がメイクが崩れない人。

今日は「メイクが崩れない人が必ずやっているメイクの工程について」書いて行きます。

さらに30代、40代世代が新たに悩む「たるみなど肌の弾力低下によって顕著になるメイク崩れ」に対しても解説していきたいと思います。

どうぞ最後までお付き合い下さい☺️

肌質とメイク崩れの関係性について

まずメイク崩れに悩む人にお伝えしたいことの大前提として「メイク崩れの原因の大部分に肌質は関係していないと言うことを先に伝えさせて下さい。

脂性肌でも乾燥肌でも混合肌でも、どんな肌質でもメイクは崩れます

確かに皮脂が多い人は夏に崩れやすく、乾燥肌の人は冬に崩れやすいと言った事実は有ります。ですが、肌は生モノなんです。

どんな肌質の人でも皮脂も汗も出るし、乾燥もするものです。私たち女性はホルモンのバランスが日々変わり、肌表面の体温や皮脂が出る量もホルモン周期、つまり日にによって結構変わり、肌のコンディションが日によって不安定なのが普通だったりします。

大事なことは自分の肌質をきちんと理解し、肌質に合わせたコスメの選択と、適切な使い方をしていくこと。

メイク崩れに悩む人の多くは、ご自身の肌質が原因ではと悩んでしまう傾向に有りますが、悩まなくて大丈夫。

今は肌質に合わせたコスメの選択肢が無限にあるから大丈夫なんですよ。

メイクにおいて、ご自身の肌質に悲しむ必要はありません。

必ずあなたの肌に合ったコスメが有りますし、何より大事なことは「コスメをどう使いこなすか」と言うことなんです。

コスメの画像

因みに、私は汗っかき体質を昔は憎んでいましたが(もちろん今でも嫌だけど)汗や皮脂が出やすいことで、夏のスキンケアは冬に比べて手抜きしても肌が安定していることに気づきました。そこは楽できて自分の肌の良いところ。と視点を変えました。

一見するとデメリットなことでも、視点を変えるとメリットになる。この思考は、年齢を重ねても美容を長く楽しんで行く為に必要なことだと感じています。

肌質って十人十色で、どんな肌質にもメリットデメリットがあります。自分の生まれ持った肌質を最大限に生かせるメイクを研究していきましょうね☺️

メイクが崩れない人が必ず行うメイクプロセス

前置きが長くなってしまいましたね💦

では早速「崩れない人が必ずやっているのメイクプロセス」を解説して行きます。

フェイスパウダーを「上手に」使っている

メイクが崩れない人はパウダーの使い方が上手です。

「上手に使う」という点がポイント。メイクレッスンにいらっしゃる皆さまを見て思うことは、「フェイスパウダーって使っているんだけど、上手く使いこなせていない人がとても多いな」と言うこと。

フェイスパウダーの画像

「粉っぽくなるからササっとだけ」「鼻やおでこだけにつける」「ブラシでふんわりと」

こんなフェイスパウダーの付け方、使い方をしている人だと、メイクは絶対崩れてしまうんです。

メイクを崩さない人のフェイスパウダーの使い方

メイクが崩れない人は、フェイスパウダーをつける時にはパフを使って顔全体がサラサラになるまでつけています。(ブラシでもサラサラ肌は作れますが、難しいからおすすめしません)

ファンデの毛穴落ちがが気になる頬や、アイラインがヨレやすい目のキワのキワ、マスカラが滲みやすい目の下やまつ毛そのものにもフェイスパウダーをしっかりつけてあげれば、メイクは圧倒的に崩れにくくなります。

メイクが崩れてしまう原因の8割くらいはフェイスパウダーの使い方によるものです。

フェイスパウダーで乾燥が目立つ肌の人は

ちなみに、パフを使ってフェイスパウダーをのせると肌が粉吹いたように見える人や、乾燥して見える人はフェイスパウダーが悪いのではなく、その前段階のファインデーション、下地、スキンケアのどこかを見直す必要があります。

悪いのはフェイスパウダーでは無いのです

フィエスパウダーってベースメイクの最後につけるもので、「粉」という特性上、つけると「乾燥が目立つ」とか「肌のツヤが消えてしまう」と悪者にされやすいのですが、フェイスパウダーはデイリーメイクには必須なアイテム。

「パウダー有り」でメイクやスキンケアを組み立てていくことが私たちの普段メイクの基本です。(撮影メイクはまた別だよ)

フェイスパウダーの使い方がメイクを崩れさせるか、キープできるかの超重要な鍵となります。

私はいつも「今日のメイクを1日きれいに持続させるために、フェイスパウダーさん頼みます!」と気合と愛を持って使っています。

フェイスパウダーをつける女性

ちなみに、学生時代の私のメイクがすぐにどっかいってしまっていた一番の原因もこれ。フェイスパウダー使っていなかった💧そりゃメイクがすぐなくなっちゃうわけ…

眉毛がすぐ消えちゃうのも、アイメイクどこかへ消えちゃうのも、アイラインが落ちるのも、マスカラが下につくのも、ファンデーションがヨレるのも全てはフェイスパウダー使いが不十分だったからです。

パウダー使いを正しくすれば、ベースメイクもポイントメイクもかなりキープできるようになります。

ファンデーションを「密着させる」工程を入れている

朝塗ったファンデーションがどこかへ消えてしまう人や、ファンデーションを塗ってもすぐにが毛穴に落ちてしまう人は、ファンデーションを肌にピタッと密着させる工程が不十分な場合が多いです。

ファンデーションは油分を含むものなので、肌に伸ばすだけだとすぐ崩れます

肌上に伸ばし→密着させる工程が必要になります。

ボディークリームをイメージしてみてください。ボディークリームも肌に伸ばしただけだとずっと肌上でベタベタしたままですが、擦り込むように馴染ませることで肌上で安定しますよね。

ただし、ファンデーションの場合は擦り込むのではなく、毛穴の上に薄い膜をピッタリくっつけるようなイメージで、スポンジを使っていきます。

スポンジの画像

【比較画像】密着度で変わるファンデの仕上がり

以下の画像を見て下さい。ファンデーションを密着させる為にスポンジを使った肌と、指だけで馴染ませた方の比較画像です。メイクしたての状態でも肌のキメ、毛穴の浮きが全然違うのがわかりますでしょうか??

ファンデーションをスポンジで密着させた画像と指だけで塗った画像の比較
指だけの方は、すでにこの時点で毛穴が目立ち、肌もテカって見えている

ファンデーションを肌に密着させることは、メイクの直後の仕上がりからその後のメイクの持ちも変えてしまうくらい重要な工程なのです。

ファンデーションが定着しないNGな塗り方

ではここから詳しいHOW TOを解説しますね。まずはNG例から。

崩れを引き起こすNGなファンデの塗り方は、

指でファンデを広げて

ファンデーションを塗る画像

指で馴染ませるだけなやり方

ファンデーション塗り方NG画像
ぱっと見は、問題無く見えるのですがね….

実はリキッドファンデーションって、指や手で塗るのが一番難しいんです。もう難易度最高レベル。指や手は体温が有り、ファンデーションが肌に馴染む前にヨレが始まったり、手にファンデーションが移ってしまったり….。とにかく、指や手だけでファンデーションを塗る行為は、あえて難易度を上げているだけなのでいますぐやめましょう。

「ファンデーションを塗った直後は肌が綺麗に整ったと感じるのに、時間が経つとなんだか汚く見えてしまう」

インスタのアンケートでそんな声が非常に多かったのですが、そんな人はまさにこれが原因では無いかと思います。ファンデの密着が足りていないのです。

ファンデーションがピタッと肌に密着するスポンジを使った塗り方

では私が実際に自分のメイクでも必ず行う、ファンデを密着させる塗り方について解説しますね。

まずファンデを指で広げて

ファンデーション塗り方OK画像

その後はスポンジを肌に垂直にあて、トントンと馴染ませます

スポンジは肌にのせたファンデーションの余分な油分を吸い取る働きがあり、それにより肌とファンデの密着力を高め、結果として崩れないメイクにつながっていきます。

スポンジを使ってファンデーションを密着させるやり方画像

注意点としては、スポンジは必要以上に肌に触れるとせっかくのせたファンデを全部吸い上げてしまうこと。

力を入れすぎたり、肌をこするように使うとかえってファンデーションがムラになるので、とにかく優しいタッチで余分な油分だけ吸い上げるようなイメージで肌に触れるのがコツです。

ファンデーションの密着比較画像

さらに、毛穴落ちが気になってきたアラサー以降世代は、毛穴を下から上に持ち上げるように、スポンジを下から上方向に優しくトントンすることで、ファンデの毛穴落ちもだいぶ解消されると思いますよ☺️

たるみによる毛穴落ちを改善するスポンジの使い方

ちなみに私がこの画像のメイクで使っているスポンジはこれです


落ちないコスメと通常コスメの使い分けが上手

世の中に「落ちない系コスメ」はたくさん有りますよね。特にマスカラやアイライン、リップはその種類も豊富にあります。

ですが、状況によって落ちないコスメを使うことで、時間が経った時にかえって汚いメイクになってしまう場合があります。落ちない系が落ちてしまった時は、メイク直しも難しくてかえって厄介なんですよね…。

リップの縦じわに色が入り込み、塗り直してもムラになったり、ウォータープルーフのマスカラやアイラインが目の下に落ちて、綿棒で擦っても全く取れなくて困ってしまったり….

メイク崩れを気にして全てのコスメを落ちない系にしてしまうと、かえって逆効果になってしまう場合もあります。

特に長時間の外でのスポーツ、海水浴など、どう頑張ってもメイクが崩れてしまう状況の時は、メイク直しのし易さを前提に考え、あえて落ちることを見越してコスメを選ぶことも必要だったりします。

特に、毛穴を埋める系の粉っぽい下地やファンデーションは、たるみ毛穴が気になる世代にとってはかえって毛穴落ちする原因になることも有るのであまりおすすめはできません。

30代40代世代の崩れないメイクのレシピ

上記まででお伝えしてきた内容を理解し、ご自身のメイクを少しだけ改善していただければメイク崩れのお悩みは年齢関係なく大きく改善されるはずです。

ただ、肌のたるみやシワが気になってくる世代はそこからプラスαの対応が必要になってくる場合も有りますので、最後に私と同世代の方へ向けて崩れないメイクの組み立て方をお伝えさせてください。

ベースメイク編

30代40代は子育て中で睡眠不足、スキンケア不足で基本的に肌が乾燥に傾いている人が大多数です。「皮脂が出るな〜」と感じている人でも、肌のバリア機能が落ちていたり、水分不足がゆえに皮脂が過剰に出ている人が多いのです。

その為、真夏でも保湿系の下地やファンデを選ぶ方が良いと個人的には思います。

特に肌に一番最初につける下地は、薄膜の保湿下地を使いましょう

長時間外で仕事をしたり、汗をかきやすい環境の人はその後のファンデーションをジェル状のものや、サラサラするパウダーインタイプにしてみたり、崩れやすいところだけ部分用下地を使ったりと、薄膜保湿下地+ご自身の肌と相性が良いものを探してみると良いでしょう。

30代40代におすすめ薄膜保湿下地

アラフォーがメイクで一番お金をかけるべきは下地です。迷ったらコスデコやスックに足を運んでみることをおすすめします☺️

コスメデコルテ ロージーグロウライザー

スック スムースカバープライマー

30代40代におすすめ夏用ファンデーション

基本的に夏は水っぽい質感や、サラッとした質感のものがおすすめ。下地で保湿系を使っていれば、マット系のファンデーションを視野に入れても良いと思います🍉

RMK ジェルクリーミーファンデーション

アディクション ザ スキンケアファンデーション

ナーズ ソフトマットコンプリートファンデーション

30代40代におすすめルースパウダー

ローラメルシェ ルースセッティングパウダー トランスルーセント

個人的にこれに勝るパウダーが無い。崩れにくいのに自然な付け心地。自然な仕上がりなのになぜかカバー力も有る。


ナーズ ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト

近年バズり中のこちらは、目の下など細かいところや、お直し用として使うのがおすすめ。


ポイントメイク編

ポイントメイクも、崩さない為には一つのパーツごとに細かいコツがありますが、長くなってしまうのでここではざっくりお伝えして、また細かな解説はじっくり書きにきますね。

眉毛

眉毛が消えやすい人はパウダーだけで描くと消えやすい為、ペンシルやリキッドを組み合わせて描く

チーク

練りタイプを先に仕込んで上からパウダーを重ねる

リップ

最近のリップは本当に落ちないし、落ちてもほのかに色が残るような名品がたくさん有りますね。個人的にはやっぱりリップモンスターは落ちにくく、落ち方も綺麗でとても気に入っています。(先週の沖縄の海水浴でもほのかに色が残って良い感じでした)

アイメイク

クリームアイシャドウの上にパウダーアイシャドウをダブルで重ねることで色はかなり長持ちに。

アラインは引きっぱなしだとすぐ落ちるので、パウダーアイシャドウを重ねると持ちが全然違います。

先週宮古島の海を潜るときに使ったケイトのアイライナーが落ちにくくてよかったですよ☺️


さいごに、先日宮古島の海でメイクの落ち加減を実験してきた画像を最後に記録しておきます。

海水浴メイクビフォー
ビフォー
海水浴中のメイク崩れ経過
途中経過
海水浴後メイクアフター
アフター

アフター写真は、海で半日シュノーケリングしてご飯食べて夕方ホテルにかえってきてから撮りました。メイク直しは全くなし。顔は日焼け止めの塗り直しをしているので、まぁ肌はもうファンデも何も残って無いけれど、眉毛やアイラインは綺麗に残ったほうかな🤔アイラインの滲みがでなかったとこが今回の一番の評価ポイント💡

眉は眉ティントを事前に仕込めばもっとキープできたな〜と後になって思いました。

インスタグラムアンケート画像
ストーリーより

私はまつ毛や眉毛が薄いし色素も薄いので、メイクをしないと本当に幸薄顔になってしまうのです😓

だからメイクができるようになって人生変わった。

海水浴をがんがんしてもメイクをキープできるようになれて、私の人生のQOLは本当に上がったと感じています。

メイクって毎日するものだから、毎日繰り返す中で少しずつ腕を上げていければもっとあなたの毎日が楽しくなるはず🧚‍♂️💓

今からでも、あなたのメイクはどんどん上達出来ます!!

是非一緒に、アラフォー美容を楽しんでいきたい!と言う方は是非今から一緒に美容を楽しんでいきましょう☺️✨

インスタグラムでは動画で解説もしていますのでよければフォローもお願いいたします💕

ブログやインスタの投稿はインスタフォロワーさんとのアンケートで内容を決めていますので、ぜひお気軽にコメント、DMお待ちしておりますね☺️

ではでは、最後まで読んでいただきありがとうございました☺️

はね あさみ

明日からのメイクをもっと楽しく!
現役ヘアメイクアップアーティストが忙しいママの為にメイクとパーソナルカラーの楽しみ方を伝授しています。

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